「無理に売るより、寄り添いたい。」
前職の営業スタイルに違和感があった、A.N.さんに聞いてみました
前職の営業経験を経て、創業間もない頃からMoreVisionの一員となったA.N.さん。新規営業をメインとしつつ、学生団体と連携を取って学生集客も企画・推進するリーダーです。
入社の決め手から日々の働き方、未経験からのキャッチアップ方法まで、たっぷりお話を伺いました。
- 前職の営業スタイルに感じた違和感と、転職の決め手
- 1日のスケジュール
- 未経験からヒアリング型の営業スタイルをどう身につけたか
- フルフレックスで、自分の生活を保ちながら働くリアル
Q. 入社を決めた理由を教えてください。
前職でも営業を経験していたA.N.さん。ただ、その売り方が自分には合わなかったといいます。役に立たないと感じるものを、無理に売りたくない。自分の利益を優先するくらいなら、成績を出さなくていいとさえ思っていたそうです。
前職はBtoCのお客様に対して、決まったトークで契約を勧めるスタイル。一方MoreVisionの営業は、お客様の課題に寄り添いながら、無理のない提案ができるという点が、自分のポリシーに合っていたと話してくれました。
Q. 日々のお仕事の内容を教えてください。
起床は9時45分。始業の10分から15分前に起きて出勤ボタンを押し、10時にチェックインするというから驚きです。
午前中は新規開拓のためのテレアポの時間。一人で淡々と行うのではなく、同じ営業メンバーとZoomをつなぎながら、励まし合ってテレアポをするのだそうです。Slackでの社内確認や、お客様からのメール対応も含めて、午前中で一区切り。
会社はスーパーフレックス制度を採用しており、お昼休憩の取り方も柔軟。ランチにゆっくり時間をかけたい日は2時間取って、その分を他の時間で調整する、といった働き方もできるそうです。午後は商談や社内ミーティングなど、日によって内容は変わってくるといいます。
Q. 1日のスケジュールを教えてください。
スーパーフレックスで新規開拓の営業を担当するA.N.さん。副業をうまく気分転換に使っている、ある1日のスケジュールを見せていただきました。
Q. 仕事のやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
もともとヒアリング力に自信がなかったというA.N.さん。メンターからコーチングを受けながら、少しずつ力をつけていったといいます。お客様との会話の中から自然に課題を引き出し、それが自社のサービスにきれいに重なった瞬間が、一番面白いと感じるそうです。
受注が決まった瞬間そのものより、お客様の課題に自分のスキルがしっかり生かせた、という手応えの方が、日々のやりがいにつながっているといいます。
Q. 未経験から、どうやって営業のスタイルを身につけていったんですか?
前職はBtoCの営業。決まったトークで商品を勧めるスタイルだったため、お客様の課題を引き出すヒアリング型のBtoB営業は、ほぼ未経験からのスタートだったといいます。最初は誰でも、質問がどうしても一問一答のようになってしまいがち。そこから少しずつ、聞くべき項目を絞り、残りは自然な会話に委ねる、というステップを踏んでいったそうです。今でもそうですが、毎回の商談がトライ&エラーの連続なんです。
メンターと一緒に目標を立てながら取り組むうち、友人との会話でも「話すのがうまくなった」と言われるようになったそうです。自然に身についたというより、意識して磨いてきたスキルだといいます。
Q. 「この会社で良かったな」と感じる瞬間はありますか?
まず挙げてくれたのは、人間関係の良さでした。オフィスで顔を合わせる時間が少ない分、余計な気を遣う場面も自然と減っていくのだそうです。
もう一つが、働き方の柔軟さ。プライベートを大事にしながら働きたいと考えていたA.N.さんにとって、スーパーフレックス制度で調整が効きやすいことは大きなポイントだそうです。育児や家庭の事情を抱えながら働く社員も多く定着しており、多様な背景を持つメンバーがバランスよく集まっている環境だといいます。
Q. 大変なことを教えてください。
先ほど話に出た「素直さ」。実はこれ、大変さの裏返しでもあるとA.N.さんは言います。知名度のないスタートアップで、まだ実績の少ない新しいサービスを売っていくことの難しさについて、率直に話してくれました。
実際、A.N.さん自身も何度も心が折れそうになった時期があったといいます。同じ指摘を繰り返し受け、うまくヒアリングができない時期が続くと、営業に自信が持てなくなり、それがまた成績にも影響する。そんな悪循環がつらかったそうです。
それでも踏みとどまれたのは、周りの励ましと、前職とは違う社内の空気があったからだといいます。当時を振り返り、こう話してくれました。
Q. 仕事を通して、どんなスキルが身につきますか?
スタートアップ・ベンチャーというフェーズだからこそ、良くも悪くもいろんな業務に触れることになり、得意なこと以外のスキルも自然と身についていくといいます。営業としてのコミュニケーション力はもちろん、必要があればカスタマーサクセス(CS)の領域まで柔軟に対応することもあるそうです。
中には、入社前には想像していなかった強みに気づいた社員もいるそうです。営業として入社しながらエンジニアとして活躍するようになった社員や、マーケティングや事務の領域で力を発揮するようになった社員もいるといいます。A.N.さん自身も、上司やメンターとの1on1を重ねる中で、少しずつ自分の得意分野が見えてきたといいます。
何でもできてしまうからこそ、自分でも気づいていなかった得意分野が見つかる。それがA.N.さんの実感だといいます。
Q. 御社の押しポイントと、課題点があれば教えてください。
一方で、正直な課題も聞かせてくれました。本人に意欲がないと、周りも見捨てるつもりはなくても、助けてあげられない部分があるといいます。フルリモートだからこそ、「困っています」と自分から発信できるかどうかが大切。周囲は決して見捨てるつもりはなく、むしろ世話を焼きたいと思っている人ばかりですが、言わなければ伝わらないのは、オンラインならではの側面かもしれません。「採用でもそこはしっかり見ています」
Q. 就職活動中の学生へメッセージがあれば教えてください。
加えて、自分が重視していた軸が本当に自分に合うかどうかは、実際にやってみないとわからないもの。それだけに固執せず、視野を広く持ってほしい、と就活生全般へのメッセージも聞かせてくれました。
「自分次第で、スキルも自由も手に入れる」
前職の営業スタイルに違和感を覚え、転職を決めたA.N.さん。「無理に売らない」というポリシーを貫きながら、ヒアリング型の営業スタイルを一つひとつ身につけていったお話は、未経験から挑戦する学生にとって、大きなヒントになりそうです。